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アラサーが『ワンピース海賊無双4』をクリアして感じた6つのこと/感想・レビュー

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『ワンピース海賊無双4』のクリア後レビューです。

 

ワンピース海賊無双4とは・・・

 2020年3月26日に、コーエーテクモゲームスから発売されたゲーム。

コーエーテクモの無双シリーズとワンピースがコラボしたシリーズの4作目です。

 

以下、プレイして感じたことです。

 

魅力①:オリジナルストーリーで和の国編が完結する

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引用:https://oppw4-20.bn-ent.net/

少年ジャンプ本誌で、和の国編が始まって数年。

現在、クライマックスに向けて盛り上がっているところですが、ゲーム版ではカイドウを倒して、和の国編が完結する所まで描いてくれます。

勿論、オリジナルストーリーなので、原作とは全く展開が異なりますが。

本作では、サボやクザン、スモーカー、たしぎ、さらにはキャベンディッシュやバルトロメオといった面々まで、和の国に集結します。

カイドウという最強の敵に対して、ルフィ達が一丸となって、どのように闘うのか描かれたストーリーは一見の価値ありです。

 

⇒ただし、それが面白いかと言われるとそれはまた別のお話で…。

熱い展開なのは間違いありませんが、やはり原作と違う展開、パラレルワールドを受け入れられるかどうかで、楽しめるかどうかは変わってくると思います。

管理人的には、ルフィと会話するモモの助の頭がデカすぎてストーリーどころではなかった。

 

欠点①:2年前、アラバスタ編からストーリーを振り返るのがしんどい

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上記のオリジナルエピソードが見られるのが所謂ストーリーモードにあたる「ドラマティックログ」

クソ長~~~~~~~~~いムービーを交えながら、

アラバスタ編、

エニエス・ロビー編、

頂上戦争編、

新世界突入編、

ホールケーキアイランド編、

和の国編(オリジナル) が描かれます。

(空島編やスリラーバーグ編がカットされてたのがせめてもの救い)

 

ルフィがシャンクスに帽子を託されるところから始まり、ムービーを観て、ムービーが終わったと思えば、音声付きのテキストを読み進める必要があり、またムービーを観て…の延々繰り返しです。

 

それに加えて、やはり今更2年前のキャラクターで戦うのは結構な苦痛…。

エニエス・ロビー編で、強制的にウソップを操作させられる展開は投げ出しそうになりました。

 

 

魅力②総勢43名!操作できるキャラクターが豊富

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引用:https://oppw4-20.bn-ent.net/

今作は、シリーズ最多のプレイアブルキャラクター数を謳っている事もあり、本当に操作するキャラクターが多いです。むしろ、普通にドラマティックログをプレイするだけでは、全キャラ使いきれません。

麦わらの海賊団を始め、4皇、最悪の世代の面々、海軍、ヴィンスモーク家まで操作可能です。

(嬉しいけど、全キャラ能力を限界まで育てようと思うとどれだけ時間がかかるんだろう)

シャンクスとかマルコとか、原作で戦闘シーンがあまり描かれないキャラクターが使える事が、このシリーズでは嬉しいですね。

あと、キャラクターどうしを並べて立てて初めて気付きますが、ルフィが戦っている敵たちって大半が、異常な大きさをしてるんですね。

カタクリとか白ひげとか、改めてデカすぎ。

操作キャラにすると、小さい相手に狙いをつけるのが大変でした。

 

さらに今作、ダウンロードコンテンツとして、今後9名の追加キャラクターが予定されているようです。

既にグラフィックが用意されゲームに登場していて、配信される可能性が高いのは、ガープ・錦えもん・ペロスペロー、ブルーノ、ジャブラ、カク、ジョズ、ディアマンテ、バージェスといったあたりでしょうか。

 

 

欠点②成長システムが購入する仕組みで、やりがいがない

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引用:https://oppw4-20.bn-ent.net/

今作において、キャラクターの能力を上げるには、ステージを開始する前の編集画面で、「成長の海図」というものを操作する必要があります。

具体的には、ゲーム内で名のある敵キャラや小ボスを倒した時などに入手できるコイン(150種類?)と、ゲーム内通貨の2つを使って、「攻撃力・小」や『スキル〇〇』といった項目を購入して開放していく必要があります。

良い点としては、初めて操作するキャラクターでも、お金やコインさえ持っていれば、十分に強化した状態でプレイすることが出来ます。

しかしこのシステムの存在により、どれだけ敵を倒そうが経験値でレベルアップすることがないため、ゲーム内で雑魚敵やミッション外の敵を倒す意味が失われてしまいます。

仲間が敗走する可能性もあまり高くないため、雑魚的全員無視してミッションだけ達成して、総大将狙いに行くのが早いです。

 

 

欠点③:ロードが長すぎる/ロード終わったと思ったらまたロード

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ゲームを起動するといきなり表示されるこの画面が表示。

ロード中とも表示されないため、接触不良による読み込み失敗かと思いました。

さらに、このあとモードとステージの選択をして、自分の操作するキャラクターを選んだ後、より長いロード画面が待っています。

今度のロードは、画面下に進行具合のゲージが表示されるんですが、これが100%になって、ようやくロードが終わったと思ったら、もう1本同じゲージが出て来るんですよ。

上述のムービーが長いのも併せて、コントローラーを握らない時間はかなり長いです。

特にキャラクターがたくさん登場するエピソード程、無茶苦茶重たくなるようです。

 

 

欠点④:カメラワークが最悪/直感頼みのドリブルゲーム

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(↑バロックワークス、バグで降りて来なくなった瞬間)

 

今作から登場したパワーダッシュというシステム。

〇(A)ボタンで出せる攻撃判定のある回避行動であり、これを駆使することにより、スピード感のある戦いが可能になっています。

しかし、まぁカメラがそれに適応していない…

パワーダッシュを使おうものなら、ステージの建物や巻き上がる雑魚敵に埋もれて、自分が何をしているのか全く分からなくなります。

そしてより酷いのが空中戦。

キャラクターの中には、スカイタイプと称される空中戦を得意としたキャラクターがいますが、空中戦はカメラワークが死ぬので、パワーダッシュ以上に何をしているのかわからなくなります。

攻撃していた敵キャラを感覚だけで探して、連撃が切れないようにひたすら攻撃を続ける目隠しドリブル状態になります。

地上で戦っていた敵がジャンプしたり、攻撃で打ち上げてしまった場合も同じです。

強制的に目隠しドリブルスタートです。

何故これで販売OKが出たのか分からないレベルで酷いです。