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『ウエストワールド』シーズン2 ネタバレ感想・レビュー|スコア85点「日本が舞台のショーグン・ワールドが美しい!」

今回紹介するのは、海外ドラマ『ウエストワールド』シーズン2です。

現在、スターチャンネルでシーズン3が毎週1話ずつ公開されていますので、これを機に見返してみましたので、ついでにレビューです。

久しぶりに観たけど、シーズン1のストーリーすら曖昧で、理解するのに必死でした。笑

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『ウエストワールド』とは?

概要

2016年にシーズン1の放送が開始された海外ドラマ。

1973年に公開された映画『ウエストワールド』を原作としたドラマシリーズです。

体験型テーマパーク・デロスを舞台に、アンドロイドが暴走する所までを描いたのがシーズン1。

デロスからの脱出と事件の幕引きまでを描いたのが、このシーズン2となります。

エミー賞の受賞実績もある評価の高いドラマシリーズです。

出演者・キャスト情報

年齢は2020年5月現在のもの。

ウエストワールド関係者

ロバート・フォード博士役:アンソニー・ホプキンス-Anthony Hopkins-

出身:イギリス・ウェールズ

生年月日:1937年12月31日(82歳)

主な出演作:『羊たちの沈黙(ハンニバル・レクター)』、『マイティ・ソー(オーディン)』シリーズなど。

シーズン1ラストで最期を迎えましたが、登場してくれて一安心。

やっぱり抜群にオーラがあるというか、この人無しではウエストワールドって感じがしないんですよね。

アンソニー・ホプキンス - Wikipedia

バーナード・ロウ役:ジェフリー・ライト-Jeffrey Wright-

出身:アメリカ・ワシントンDC

生年月日:1965年12月7日(54歳)

主な出演作:『エンジェルス・イン・アメリカ』、『ハンガーゲーム』シリーズなど。

もう可哀想で可哀想で…。

前シーズンで、自分がホストだと明らかにされただけで衝撃だったのに、今回は脳内フォード博士にずっと話しかけ続けられ…。

出て来るキャラクター全員に酷く当たられて、それでも文句を言わずに耐え続けるのが不憫でした。

ジェフリー・ライト - Wikipedia 

シャーロット・ヘイル役:テッサ・トンプソン-Tessa Thompson-

出身:アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス

生年月日:1983年10月3日(36歳)

主な出演作:『クリード』シリーズ、『アベンジャーズ/エンドゲーム(ヴァルキリー)』、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』など。

テッサ・トンプソン - Wikipedia 

黒服の男役:エド・ハリス-Ed Harris-

出身:アメリカ・ニュージャージー州

生年月日:1950年11月28日(69歳)

主な出演作:『アポロ13』、『トゥルーマン・ショー』、『めぐりあう時間たち』、『ポロック 2人だけのアトリエ』

シーズン1で正体が分かってから、感情移入できるかと思ったら、疑心暗鬼になって娘を撃ち殺し始めて、結局置き去りにされた。

エド・ハリス - Wikipedia

ウィリアム役:ジミ・ヘンプソン-Jimmi Simpson-

出身:アメリカ・ニュージャージー州

生年月日:1975年11月21日(44歳)

役者の問題なのか、イマイチぱっとしない印象。

ジミ・シンプソン - Wikipedia

テレサ・カレン役:シセ・バベット・クヌッセン-Sidse Babett Knudsen-

出身:デンマーク・コペンハーゲン

生年月日:1968年11月22日(51歳)

Sidse Babett Knudsen - Wikipedia(英語版)

アシュリー・スタッブス役:ルーク・ヘムズワース-Luke Hemsworth-

出身:オーストラリア・メルボルン

生年月日:1980年11月5日(39歳)

マイティー・ソーこと、クリス・ヘムズワースの兄。

このドラマって、ソーシリーズの関係者多いですよね。

ルーク・ヘムズワース - Wikipedia

リー・サイズモア役:サイモン・クウォーターマン-Simon Quaterman-

生年月日:1977年11月14日(42歳)

メイヴに脅されて従っていただけだったのが、ホスト達の感情に触れて考えを変えていき、ホスト達を逃すために囮になったシーンは胸アツでした。

Simon Quarterman - Wikipedia(英語版)

 

ホスト(ウエストワールド)

ドロレス・アバナシー役:エヴァン・レイチェル・ウッド-Evan Rachel Wood-

出身:アメリカ・ノースカロライナ州ローリー

生年月日:1987年9月7日(32歳)

主な出演作:『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』、『アクロス・ザ・ユニバース』

前シーズンラストで、博士の頭を撃ち抜いたシーンは衝撃でしたが、今回はもっと衝撃的でした。

気付けば悪の親玉みたいなポジションになっていて…。

テディが愛想を尽かすのも納得。

エヴァン・レイチェル・ウッド - Wikipedia

テディ・フラッド役:ジェームズ・マースデン-James Marsden-

出身:アメリカ・オクラホマ州スティルウォーター

生年月日:1973年9月18日(46歳)

主な出演作:『X-MEN(サイクロップス)』、『スーパーマンリターンズ(リチャード・ホワイト)』

ダメな彼女に振り回される男。

ジェームズ・マースデン - Wikipedia

メイヴ・ミレイ役:タンディ・ニュートン-Thandie Newton-

出身:イギリス・ロンドン

生年月日:1973年11月6日(47歳)

主な出演作:『ミッションイン:ポッシブル2(ナイア・ホール)』、『ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー(ヴァル)』

途中から念じるだけで、ホストを制御できる最強の設定に。

ようやく娘を発見したが、別の母親が設定されていた時は衝撃でした。

タンディ・ニュートン - Wikipedia 

クレメンタイン・ペニーフェザー役:アンジェラ・サラフィアン-Angela Sarafyan-

出身:アルメニア・エレバン

生年月日:1983年6月30日(36歳)

Angela Sarafyan - Wikipedia(英語版) 

アーミスティス役:イングリッド・ボルソ・バーダル-Ingrid Bolsø Berdal-

出身:ノルウェー・インデロイ

生年月日:1980年3月2日(40歳)

Ingrid Bolsø Berdal - Wikipedia

ヘクター役:ロドリゴ・サントロ-Rodrigo Santoro-

出身:ブラジル・リオデジャネイロ

生年月日:1975年8月22日(44歳)

主な出演作:『300〈スリーハンドレッド〉(クセルクセス1世)』、『フォーカス(ガリーガ)』

ローレンス役:クリフトン・コリンズ・Jr-Clifton Colins Jr.-

(右から2番目)

出身:アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス

生年月日:1970年6月16日(49歳)

主な出演作:『パシフィック・リム(テンドー・チョイ)』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(エルネスト)』、『THE EVENT/イベント(トーマス)』

アンジェラ役:タルラ・ライリー-Talulah Riley-

出身:イギリス・ハートフォードシャー

生年月日:1985年9月26日(34歳)

アキチタ役:ザーン・マクラ―ノン-Zahn McClarnon-

出身:アメリカ・コロラド州デンバー

生年月日:1966年10月24日(53歳)

主な出演作:『ファーゴ』など。

第8話でまさかのメイン級の扱いに。シーズン通して一番感動しました。

コハナ役:ジュリア・ジョーンズ-Juliar Jones-

出身:アメリカ・マサチューセッツ州ボストン

生年月日:1981年1月23日(39歳)

主な出演作:『マンダロリアン(オメラ)』、『トワイライトサーガ(リア・クリアウォーター)』など。

絶対にアキチタの事を覚えていない展開だと思っていたので感動した。

 

ホスト(ショーグン・ワールド)

ムサシ役:真田広之

出身:東京

生年月日:1960年10月12日(59歳)

主な出演作:『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『ラストサムライ』、『ウルヴァリン:SAMURAI』など。

アカネ役:菊地凛子

出身:神奈川県

生年月日:1981年1月6日(39歳)

主な出演作:『バベル』、『パシフィック・リム』、『47RONIN』

サクラ役:祐真キキ

出身:京都

生年月日:1989年4月5日(31歳)

主な出演作:『ロスト・イン・スペース』、『HEROES REBORN』

ハナリョウ役:TAO(岡本多緒)

出身:千葉

生年月日:1985年5月22日(34歳)

主な出演作:『ウルヴァリン:SAMURAI』、『バッドマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』

 

管理人的スコア:85点「日本が舞台のショーグン・ワールドが美しい!」

ストーリー・設定:★★★★☆

シーズン2にて、ようやく暴走事件の鎮圧までが描かれました。

ドロレスのように完全に目覚めたホストが存在する一方で、まだシナリオに囚われたままのホスト達が存在する事が非常に面白かったです。

暴走して人間を殺しにくるホストから逃げるだけでも大変なのに、ギャングやら全身真っ白の先住民やら侍に遭遇するとか怖すぎる…。笑

その目覚めていないホストをを上手く使おうとする各登場人物の動きも見ものでした。

ドロレスやメイヴといった目覚めたホストも、人間のゲストと同じように別のホストのシナリオに振り回されるのが良かったです。

メイヴに関してはもう完全に主役でした。

ドロレスがアンドロイドとして悪の道を突き進む一方、メイヴは「娘と一緒に逃げたい」という人間のような思考で、最期は観ていて辛かったです…。

谷で裂け目の向こうのサーバーに行ったホスト達は幸せになれるのだろうか…。

シーズン3は映画版でも描かれていない、先の話になるので期待です。

キャスト・演技 :★★★★☆

感情を全面に出す訳でなく、あの独特な表情で追いかけてくるドロレスは怖すぎる…。笑

ショーグン・ワールドでも、ちゃんとした日本人のキャストを使ってくれたので、日本語も違和感なく観る事ができました。

しかも真田広之って…。なんと豪華な。

たまにアジア系というだけで、ちゃんと日本語喋れない俳優が日本人役をする映画もありますが、そこはきちんとしてくれて良かったと思います。

わざわざ登場させるのを日本のショーグン・ワールドにしてくれた事も嬉しい。

そしてメイヴが頑張って日本語を喋ってくれていることに感動。笑

演出      :★★★★☆

複数の時系列が入れ替わり進行するので、伏線が少しづつ回収されていくのを楽しめる一方で、展開が複雑で分かり辛かったです。

特に、ホストに入れ替わられて、見た目は同じでも人格が違うとか、フォード博士がホストを通して話しかけてきたりとか、複雑だったと思います。

映像美     :★★★★★

シーズン1からの ウエストワールド内の西部の街や荒野、パークの管理部分である近未来的な施設に加え、今シーズンではショーグンワールドも登場。

どのシーンでも街がしっかり作り込まれ、ショーグンワールドも日本人から見ても違和感のほとんどない仕上がりでした。

続編『ウエストワールド』シーズン3は??

『ウエストワールド』シーズン3は、2020年3月15日から放送がスタートしており、5月現在まだ放送中です。

さらにはシーズン4の制作も発表されていますので、楽しみですね。

ウエストワールドから脱出したドロレスが次にどんな行動を取るのか楽しみです。

 

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