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『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』ネタバレ感想・レビュー|スコア40点「最早ハンガーゲームしない!ラストに向けての溜めで全然面白くない」

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引用:https://www.netflix.com/

『ハンガー・ゲーム』シリーズ3作目、『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』の感想です。

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『ハンガーゲーム FINAL:レジスタンス』とは?

基本情報

・2014年に公開されたアメリカのアクション映画。

・同名の小説シリーズが原作。

 ⇒アメリカでは2000万部以上、大ヒットした3部作。

・映画版は全部で4作あるうちのシリーズ3作目。

 『ハンガー・ゲーム(原題:The Hunger Games)』視聴済み

  『ハンガー・ゲーム2(原題:The Hunger Games: Catching Fire)』視聴済み

 『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(原題:The Huger Games: Mockingjay-Part1)』←本作

 『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(原題:The Hunger Games: Mockingjay-Part2)』

・監督:ゲイリー・ロス

 出演者・キャスト情報

年齢は2020年5月時点のもの。

カットニス・エヴァディーン役:ジェニファー・ローレンス-Jennifer Lawrence-

出身:アメリカ・ケンタッキー州ルイビル

生年月日: 1990年8月15日(29歳)

主な出演作:『X-MENシリーズ(ミスティーク)』『ウィンターズ・ボーン』『世界にひとつのプレイブック』

今回は全く戦わないので超地味でした。

1~2作目では政府に利用されて炎の少女を演じ、3作目では革命の象徴として13地区に利用される。

なかなか難しい立ち位置です。

下見や見学をするばかりで、今回はパッとしませんでしたね。

父親の写真と猫を同じ鞄に入れるなよ!!!!

ジェニファー・ローレンス - Wikipedia

ピータ・メラーク役:ジョシュ・ハッチャーソン-Josh Hutcherson-

出身:アメリカ・ケンタッキー州ユニオン

生年月日: 1992年10月12日(27歳)

 

シリーズ1・2とずっと酷評してきました。

今作の序盤で、テレビで停戦するよう呼びかけるのを見て、13地区の人達から反感を買います。

管理人としては、「いやいや、どう考えても言わされてるだけだろう」と、初めてピータを庇うような感情が芽生えたんですが…。

洗脳されとるやないか!!!

マジこいつ、いらないわ…。

早めに退場してもらった方が良いのでは…。

治療チームとか組まなくていいよ。

ジョシュ・ハッチャーソン - Wikipedia

ゲイル・ホーソーン役:リアム・ヘムズワース-Liam Hemsworth-

出身:オーストラリア・メルボルン

生年月日:1990年1月13日(30歳)

 

今回はようやく、ガッツリ登場しました。

カットニスの気持ちに気付きながらも、ピータの救出に志願するという出来た人です。

めちゃくちゃ威力強いボウガンみたいなので、戦闘機撃ち落としてました。

ピータよりよっぽど役に立つ。

リアム・ヘムズワース - Wikipedia

ヘイミッチ・アバーナシー役:ウディ・ハレルソン-Woody Harrelson-

出身:アメリカ・テキサス州ミッドランド

生年月日:1961年7月23日(58歳)

残念ながらほぼ見せ場無し。

カットニスとピータの立場を理解してくれる数少ない人間ですが、前半はまさかの断酒の治療中。

ウディ・ハレルソン - Wikipedia

プリムローズ・エヴァディーン役:ウィロウ・シールズ-Willow Shields-

出身:アメリカ・ニューメキシコ州アルバカーキ

生年月日:2000年6月1日(19歳)

猫を助けに行ってる場合じゃない!!!

こういう妹・弟が主人公の足を引っ張る展開って、物語としてありきたりで野暮だと思っているので、好きではありません。

ウィロウ・シールズ - Wikipedia

スノー大統領役:ドナルド・サザーランド-Donald Sutherland-

出身:カナダ

生年月日:1935年7月17日(84歳)

爆弾と共に薔薇を撒き散らしていくロマンチスト。

「奴の秘密は毒だ!」って言われても、「ほーん」って感じ。

全国民の前で「口が臭い」批判はダメージ受けるわ…。

ドナルド・サザーランド - Wikipedia

エフィー・トリンケット役:エリザベス・バンクス-Elizabeth Banks-

出身:アメリカ・マサチューセッツ州

生年月日:1974年2月10日(46歳)

今回は地味な衣装に身を包んでいました。

1作目からの存在なので、カットニスが心を許せる存在で良かったと思います。

シナの残した衣装のスケッチをカットニスに手渡していましたが、やはりシナは死んでいたんですね…。

エリザベス・バンクス - Wikipedia

プルターク・ヘヴンズビー役:フィリップ・シーモア・ホフマン-Philip Seymour Hoffman-

出身:アメリカ・ニューヨーク州

生年月日:1967年7月23日~2014年(46歳没)

意外とカットニスに協力的で良い感じのキャラになってきましたね。

フィリップ・シーモア・ホフマン - Wikipedia

フィニック・オデイル役:サム・クラフリン-Sam Claflin-

出身:イギリス

生年月日:1986年6月26日(33歳)

アニーと再会できて良かった…。

今作ではあまり見せ場がありませんでした。

大統領の口臭を批判したくらい。

サム・クラフリン - Wikipedia

ジョアンナ・メイソン役:ジェナ・マローン-Jena Malone-

出身:アメリカ・ネバダ州スパークス

生年月日:1984年11月21日(35歳)

エンディング間際、ようやく救出されたが坊主姿に…。

病室に飛び込んできたカットニスに対し、繋がれているチューブを外して出迎えるがスルーされるという地獄の仕打ちを受ける。

ジェナ・マローン - Wikipedia

ビーティ役:ジェフリー・ライト-Jeffrey Wright-

出身:アメリカ・ワシントンDC

生年月日:1965年12月7日(54歳)

主な出演作:『ウエストワールド』シーズン2 ネタバレ感想・レビュー|スコア85点「日本が舞台のショーグン・ワールドが美しい!」

ハッキングやら武器の開発やら、ハンガーゲーム中と違って活き活きしていました。

めっちゃ有能。

ジェフリー・ライト - Wikipedia

アルマ・コイン首相役:ジュリアン・ムーア-Julianne Moore-

出身:アメリカ・ノースカロライナ州フェーエットビル

生年月日:1960年12月3日(59歳)

いまいち信用が置けない13地区の首相。

アメリカの政治形態が民衆を煽って盛り上げる感じなので、とにかくカットニスを利用しようとしてきましたね。

特段、良い指導者としての描写もないし、最終的に彼女が仕切っても今の政府と同じような感じになりそう。

ジュリアン・ムーア - Wikipedia

クレシダ役:ナタリー・ドーマー-Natalie Dormer-

出身:イギリス

生年月日:1982年2月11日(38歳)

主な出演作:『ゲーム・オブ・スローンズ(マージェリー・タイレル)』

なかなか特徴的な顔をしているので、出てきた瞬間に「マージェリー出た!!」と思いました。

メディアの人という役割でしたが、それにしてはめっちゃ攻めた髪型してるし、一癖ありそうです。

ナタリー・ドーマー - Wikipedia

ボッグス役:マハーシャラ・アリ-Mahershara Ali-

出身:アメリカ・カリフォルニア州オークランド

生年月日:1974年2月16日(46歳)

マハーシャラ・アリ - Wikipedia

 

管理人的スコア:40点「最早ハンガーゲームしない!ラストに向けての溜めで全然面白くない」

ストーリー・設定 :★★☆☆☆

最終章2部作の1作目、繋ぎの部分、ラストに向けての溜めの部分なんでしょうが、まぁ地味な展開でした。

最早タイトルの「ハンガー・ゲーム」は存在せず、政府対反乱軍の物語が中心になってきました。

カットニスは戦わず、反乱軍の象徴として祭り上げられていくばかり。

それも、ターミネーターのジョン・コナーみたいに功績から象徴になるわけではなく、革命軍幹部達の作戦によって演出されて、半分お飾りのような象徴です。

アメリカの政治劇を見ているかのようです。

ただ、カットニスが要望に応える演技ができないシーンは笑いました。

一緒に生活している13地区の首相は気を許せないし、住民はピータの事を批判しまくる馬鹿ばかりだし、救いようのない地区です。

他の地区の負傷者を見舞いに病院に行った際、例の三つ指ポーズが出て来ましたが、これに関しては鳥肌が立ちました。

全体を通して地味な展開だったので、次作で爆発してくれる事を期待します。

キャラクター・演技:★★☆☆☆

今作で輝いてたのって、ビーティくらいじゃないか?

ピータはもう本当にお腹いっぱいです。

治らなくても仕方ない。結構です。

ピータが暴れた時、誰もカットニスの事助けなさすぎだろ…。

あんなクソ雑魚相手に手間取りすぎ。

そしてゲイルも戦闘力めっちゃ高かったの笑った。

民間人がボウガンで戦闘機撃ち落とせるのかよ…。

個人的にすごく気になったのが、スノー大統領の横に、ロバート・ネッパ―がいたんですよね…。

プリズンブレイクのティーバッグの人。

何もしないまま、これで終わるとは思えないので次作に期待です。

カットニスにもしっかり暴れて欲しい!

演出       :★★☆☆☆

ラストである次回作に向けて溜めの部分で敢えて地味なつくりになっているのでしょうが、あまりに地味でした。

映画館でリアルタイムでこれ見たのであれば、よっぱどのファン以外はがっかりせざるを得なかったと思います。

ハンガーゲームシリーズに求められているものとは、違う作品になっていたと思います。

映像美      :★★☆☆☆

閉塞感が強かったです。

地下施設&荒廃した街&地下施設の繰り返しで地味でした。

ハリーポッターがシリーズ終盤、急にシリアスになった時みたいな感覚。

ハンガーゲームらしい、人と人の戦いはもう見られないのだろうか…。

 

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