“思い出のゲームを語りたい!”第02回目は、2003年にゲームキューブ専用ソフトとして発売された『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル(FFCC)』です。
本作はリマスター版が8月27日に発売予定です!
(※本記事はリマスター版の画像を交えて掲載しています)
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター - Switch
『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』とは?
基本情報
2003年に発売されたゲームキューブ専用ソフト。
詳しくはこちらで↓
主題歌:Yaeが歌う『カゼノネ』がめちゃくちゃ良い!
まずこの作品を語る上で外せないのは主題歌。
Yaeさんの歌う『カゼノネ』です。
透き通った声とマッチした曲調で普通に聴いても良い曲なんですが、主人公たちクリスタル・キャラバンが旅立つ情景とマッチして、最高の主題歌でした。
管理人は、発売から17年経った今でも、未だに聴き返す事がある程です。
退廃的でどこか物悲しい世界観が良い!
本作では、「瘴気」と呼ばれる害のある空気が充満した世界を生き抜くため、人間はクリスタルの側で生活をしなくてはいけません。
そのクリスタルを清めるためには、年に一度「ミルラのしずく」が必要となり、主人公たちはこの「ミルラのしずく」を求めて、村を代表するクリスタル・キャラバンとして冒険する事になります。
もし、主人公たちが途中で力尽きて、「ミルラのしずく」を持ち帰れなかった場合、容赦なく村は滅んでしまいます。
実際に、間に合わずに滅んだ村が存在する中で、家族が待つ自分たちの村のためにダンジョンを進んでいきます。
各ダンジョンに入る前に流れる、”女性の語り”もゲームの良い雰囲気を出していました。
(「かしこ」って人の名前だと思っていた事は秘密)
個性の違う4つの種族×性別×外見×親の職業で、パーティを組む!
本作では、自分が操作するキャラクターを、「クラヴァット」・「リルティ」・「ユーク」・「セルキー」の4種族から選ぶことが出来ます。
種族ごとによって、得意とする能力が異なります。
種族を選択した後には、男・女の性別選択、さらに4種類から外見の選択、そして親の職業(8種)の選択ができました。
男女や外見では能力が変わりませんが、親の職業によっては1年に1度村にミルラのしずくを持ち帰った際に受けられる恩恵が変わる設定になっていました。
漁師とか農家だと回復アイテムになる食べ物をもらえて、商人とか鍛冶屋だと武器の入手が出来たように記憶しています。
種族①:クラヴァット THE・主人公
武器:片手剣&盾
能力:防御力が高い
パッケージとかで主人公っぽいポジションにされる種族。
セルキーと同じく人間の外見をしている。
プレイしてた当時、身の回りではリルティに続いて2番目に人気でした。
種族②:リルティ 攻撃力特化で一番人気だった
武器:槍
能力:攻撃力が高い
可愛い見た目に反して、かつては大陸を支配していたという設定の種族。
攻撃力が高いので、管理人の周りでは一番人気でした。
ちなみに管理人もリルティでプレイ。
種族③:ユーク 魔法が強いが見た目で不人気
武器:ハンマー
能力:魔法が得意
ユークは魔法が得意な種族で、他の種族に比べて詠唱時間が短いという特徴があります。
ただ、魔法はダンジョン毎にアイテムを手に入れるまで使えない事、通常攻撃の弱さから、管理人のまわりでは不人気でした。
さらに、特徴的な見た目も不人気に拍車をかけていました。
上の画像にもあるように、女性を選択した時の中身が空っぽの鉄の胸は印象的でした。
種族④:セルキー ビジュアルが格好良くて好評だった
武器:ラケット
能力:溜め技(必殺)の出が早い
一番使わなかった種族なので、なんとも印象が…。
多分、リマスター版でも使わない…。
過去にプレイした時は、リルティを選択したので、リマスター版ではユークかクラヴァットでプレイしてみたいと思っています。
ちなみに、自分がメインとして使わなくても、キャラクターは8人まで作れたので、とりあえず4種族の男女をそれぞれを作って、親の職業も全8種選択して、村を賑やかにする事が可能でした。
マルチプレイの物理的難易度が激しい!GBAケーブルが用意できない
本作は、みんなで遊べる事がゲームの売りの一つだったんですが、マルチプレイをするために用意するものが多すぎて、かなり難しい…。
当時流れていたCMで「せ~のっ!ファイガ!!」と、声を合わせて魔法を放つ場面がありました。
本作の売りの一つがマルチプレイで、特に魔法に関しては、例えば「ファイア」を複数人で同時に発動する事によって、「ファイラ」、「ファイガ」と威力が上がっていく仕組みだったんですね。
ソロプレイでは合わせる相手がいないので残念ながら、タイミングを合わせるワクワク感を味わう事ができません。
(厳密に言うと モーグリが手伝ってくれますが…)
しかし、マルチプレイするためには、人数分の「ゲームボーイアドバンス」と、ゲームキューブに接続する「GBAケーブル」を用意する必要があったんです。
懐かしい…。
1台8,800円(税別)だったみたいです。
今思えば、ハードがこの価格で買えるってめっちゃ安いですね。
このゲームボーイアドバンスが、コントローラー代わりとなり、それぞれの画面には、マップやモンスターの情報等、異なった情報が表示される仕組みになっていました。
友達とアドバンスを持ち寄ってゲームをする分には良かったんですが、このケーブルを持っている人間は少なかったので、マルチプレイをするにはかなり難易度が高かったんです。
リマスター版では時代の進化と共に、オンラインプレイに対応しているようなので、この辺りも安心ですね。
マルチプレイの醍醐味、クリスタルケージの押し付け合い
本作は瘴気が満ちた世界を旅する事になりますので、小型のクリスタルが埋め込まれた「クリスタルケージの」側から離れるとダメージを受けてしまいます。
ソロプレイの際は、相方であるNPCのモーグリが運んでくれ、自分のキャラクターの動きに合わせてついて来てくれます。
(モーグリが疲れたりするので、これもこれで大変でしたが)
しかし、マルチプレイになると、プレイヤーの誰かがケージを運ぶ必要があります。
ケージを持ったキャラは、移動速度が低下し、攻撃や防御、アイテムを拾うといったことも一切できなくなるので、プレイしていて面白くないんですよね。
なので、管理人の周囲ではケージ役は押し付け合いになっていました。
今となっては良い思い出ですが、オンラインプレイで見知らぬ人と組み、コミュニケーションが取りづらい場合はどのようになっていくのでしょうか。
どのようなルールや文化が出来上がっていくのか楽しみです。
2020年8月27日にはリマスター版が発売!
さて、長々と思い出を振り返ってきましたが、8月27日にはリマスター版が発売されます。
リマスター版での新要素に触れておきたいと思います。
高難度ダンジョン&ボスが登場
子供の時にプレイしたせいか、元から十分難易度が高かったような記憶がありますが…。
名前からすると、既存ダンジョンの焼き直しのようですね。
新ステージの方が嬉しかったですが、要素が追加されるのは嬉しい限りです。
新たなキャラクターバリエーションを追加
もともと4種族×2性別×4外見=32パターンだったところに新しく8パターンが追加されます。
各種族の各性別毎に1パターンずつ追加されるという事でしょう。
ちなみに、オリジナル版に収録されていた外見をまとめたサイト様がありましたので、リンクを張らせていただきます。
管理人としては、
・クラヴァットの男・むぞうさ
・リルティの男・すっぴん
・ユークの男・くろまどう
・セルキーの女・しゃーくあい が、好きでした。
クロスプレイに対応がアツい!
また、最も嬉しいポイントとして、クロスプレイに対応という事が挙げられます。
Nintendo Switch、PS4、スマホの間で協力してプレイできるのは、プレイする人の幅を広げるので嬉しい発表でした。
個人的には、みんなで同じ集まってプレイしたいのと、操作性を考えて、ニンテンドースイッチ版を購入しようと思っています。
以上長くなりましたが、”思い出のゲームを語りたい!”第02回『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』の紹介でした。
リマスター版が発売されればまた、紹介記事を組ませていただく予定です。
それではみなさん、クリスタル・キャラバンとしてどこかでお会いしましょう!