5月19日から配信が始まったNetflixオリジナルコンテンツのドラマ『スペース・フォース』の1~4話視聴後レビューです。
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1~4話の途中まで視聴しましたが、残念ながら辛すぎて離脱してしまいました。
管理人的スコア:30点「怒鳴るだけのパワハラ上司が主人公」
ストーリー・設定 :★☆☆☆☆
4話まで視聴した時点では、特にメインとなる筋がある訳では無く…。
毎回行き当たりばったりの展開を見せられている感じです。
1話で、主人公が反対を押し切ったロケットの発射。
「どうせ失敗するんだろう…」と思っていたら予想外にも成功。
ちょっと外して来るストーリーなのかなとも思いましたが、それ以降、特に驚く展開もなく…。
2話でチンパンジーと犬の話が長々と続いたのは地獄のような展開でした。
それ以降も特に笑える展開もなく、だらだらと毎回宇宙軍に関わる色んな話を小出しにされているだけ。
見続けるだけの価値を感じられませんでした。
キャラクター・演技:★☆☆☆☆
まず、何よりも主人公に魅力が欠ける。
軍の大将にまで上り詰めたおじさんが主人公ですが、残念ながらただのパワハラ駄目上司です。
特に雄弁な訳でもなく、キレて根拠なく周りを押し切る、過去の自分の経験を「あの時はこうだった」と自慢する、中途半端なユーモアセンス…など、好きになれる要素は全くありませんでした。
かといって、周りのキャラクターがまともなのかと言えばそうでもない。
子供じみた嫌がらせをしてくるライバルの大将、組織の意向に従わないうざいだけのTwitter担当、役に立たず主人公をさらに怒らせる秘書など…。
自分のプライベートの時間を割いて、ダメな組織を見続けなくてはいけないという拷問ドラマでした。
演出 :★☆☆☆☆
コメディというジャンルにしてはいまいち…。
宇宙軍というシリアスな状況設定に対して、ギャグの要素が少なすぎて、ふざけているのか、真面目にやりたいのかどっちつかず。
来客を告げない秘書とか、足でボタンを押しちゃったとか、狙っているの部分は分かるんですが、それも笑えません。
主人公が板挟みになって責められている状況というのも笑えない要因かもしれません。
映像美 :★★☆☆☆
平凡。宇宙施設というより、綺麗なオフィスや大学という雰囲気です。
今回は残念ながら視聴打ち切りです。